他人のトレードを“見るだけ”では上達しない
他人のトレードを見ているだけで、自分の技術が伸びる気がする人は多い。本当に上達するには、“どう見るか”と“どう考えるか”が問われる。上達の本質は、手を動かすことにある。(2022/05/18に別媒体へ投稿した内容を見直しました)
Red John
2025.03.24
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この記事の続き。
「先出しトレードって本当に意味あるの?」という話を前回したけど、今回はその理由をもっと掘り下げていく。
「上手い人のトレードを見れば自分も上手くなれる」と思いたくなる気持ちは自然なこと。でも、例えば野球好きのオッサンがビール片手にテレビ中継を見てても、プロ並みにプレイできるようにはならない。
当たり前だけど、見るだけで技術は身につかない。多くの人は、先出しトレードをそのレベルでしか見ていない。つまり、ただ眺めているだけで「自分も強くなった気になる」だけ。でも実際には、理解も判断力も育っていない。
他人のトレードを見るのは、あくまで“エンタメ”としてならアリ。でもそれを“学び”だと思ってしまうと、道を誤る。
トレードは、見るより考えることの方が圧倒的に重要。でも、多くの人は“見ていれば自然に理解できる”と錯覚してしまう。 目の前で行われたトレードを見ても、自分の頭の中で言語化・検証・再現ができなければ、技術にはならない。 「見るだけでは上達しない」とは、そういうことなんだ。
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ここから先はサポートメンバー限定になります。 「他人のトレードから、本当に学ぶにはどうすればいいのか?」 思考の深め方、依存との違い、自分で技術を育てるための視点を掘り下げて解説します。